JUNな気もち。

JICA海外協力隊@カンボジア2021-7

うんうん、ふーん、へえー。

日本で人と話す時、私はいつも、題名のような相槌を打っていました。

友達、先生、保護者、子供など、割と誰に対しても。

 

しかし、カンボジアの小学校で、同僚の先生方と話しながら、同じように相槌をしていると、カウンターパート(一番私の世話をしてくれる同僚)に

「じゅん、それは、オッ(無い)クーオソーム(丁寧)だよ」だと言われました。

つまり、「丁寧じゃない」。

 

「ウンウン、フーン、へー」などという音は、

友達など、近しい相手にしか使わないので、目上の人や、職場の人に対して使うと、とても失礼にあたるとのこと。

 

カンボジアは仏教の国なので、目上の人に対して尊敬をする文化があります。そのため言葉遣いも丁寧にする必要があります。

日本でも、職場など、オフィシャルな場では基本的には敬語を使いますね。

 

しかし私は、日本にいる時から、フランクな雰囲気の年上の方と話す時には、割とフランクに話してしまうクセ?があり。

慣れてくると、年上の方にも「うん~」などの相槌を言ってしまうことがありました。(もちろん、初めて会った時には誰でも敬語で話しますが!)

 

私なりの尊敬の気持ちも、持っているつもりでしたが、、、。

結局、ふるまい(行動・言葉)が伴わないと、それは伝わらない。

特にカンボジア(外国)では。。

なんだか横っ面を張られた感じでした(汗笑)

 

今回それをカウンターパートに教えてもらい、

人との接し方を見直すいい機会だなと思いました。

カンボジアに来て3か月たち、少し慣れてきたころに、ちょうどよいカウンターパンチが入りました。(2回目)

 

「じゃあ、なんて言ったらいいの?」

と聞くと、

「チャー、(はい)だよ」

と教えてくれました。

 

日本では「はい、はい」を連発しながら聞くと、

丁寧どころか、ちょっとうっとうしい感じが出そうで、私はほとんど使ったことがありません。

カンボジアでは、それが一番尊敬が伝わる相槌。

その違いがちょっと面白い。

 

「チャー、チャー。」

 

というと、なんだか「イクラちゃん」みたいになった気分ですが…(チャーン!)

いや、たむけんか?(笑)

 

がんばって、丁寧を伝えようと思います。

 

教えてもらってから、この3日ほど、カウンターパート(私より10個ぐらい年上の方)にも「チャー」と言っていたら、

「私には気を遣わなくていいのよ!!お互いよく知っているんだから。」

と言ってもらい、それもちょっと嬉しかった一言でしたが、

それはそれで切り替えが難しい!

と思ってしまった!

 

それも、ムオイムオーイ(ゆっくり)で、身につけていきたいと思います。