JUNな気もち。

JICA海外協力隊@カンボジア2021-7

スーオスダイチュナムタマイ!前編

呪文のようなこの言葉。

スーオスダーイチュナムタマイ!

は、カンボジア語の、あけましておめでとうです。

今日は4月のクメール正月の体験を書き留めておきます!✨

かなりエキサイティングでした。(笑)

日本では年度初めでバタバタするこの時期に、カンボジアはお正月を迎えます。

 

4月14日~16日は、クメール正月といって、

昔から4月になると、天から女神が降りてくるとつたえられていて、その時をお正月としてお祝いするそうです。(カンボジアは4月は一番暑いから、休んでしまおう!という話もききましたが。。)

 

学校も、4月6日~19日までお休みです。

首都のプノンペンも、この間はみんな地方に帰るため、お店も閉まるそう。。

 

さて、私がこのお休みの間にできたことは

 

①カウンターパートの家を訪問(ほぼ毎日通った(笑))

②クメール語の勉強

③カフェのお手伝い&クメール料理の勉強

④自転車往復7時間で隣りの市のプラサート(遺跡)見学

⑤初水かけ祭り体験

⑥お寺でハプニング

 

長くなりそうなので、前後半で書きます。

 

①カウンタパートの家訪問

カンボジア流の休日の過ごし方を教えてもらいました。

カンボジア人は、大抵、休日は家でご飯を作って食べ、ハンモックでゆっくりするそうです。

この日は胡瓜のような野菜と、鳥ミンチ肉のスープと、豚肉いためと、野菜と、マンゴー、ご飯でした。 ちなみに、野菜やフルーツは、畑で栽培されています。 本当においしい!!

食べた後は、私もハンモックに初挑戦! でも勝手が分からず、ゆらゆらしすぎて、

寝るどころが、気分が悪くなり… 30分後、酔いました。。 (笑)

私が「ハンモックで酔った」ことを伝えると、笑いながらも、スーッとする中国のお薬をお腹や首に塗ってくれました。 至れり尽くせり(笑)

その他にも、一緒にクメール料理を作ったり、学校のことや、教育のことなどについて話したり。 一緒にバドミントンしたり、家に生っているココナッツを取って、カットしたり。 あと白髪も4本ぐらいピンセットで抜いてもらったり。 (爆笑)

まあとにかく色々とコミュニケーションを取っていました。 

この休日でかなりカウンタパートと仲良くなり、嬉しかった🥰!

 

そして、カウンターパートの方は、話せば話すほど、愛情深く、とても素敵な方だと感じています。

出会いに感謝!!!! 🥰

 

②オンラインレッスン

私にとって、クメール語は話したり聞いたりするのが、かなり難しい(書くのもですが)ので、オンラインレッスンを週2回ほど、受けています。 

カンボジア人の日本語を話せるガイドの方で、語学専門の先生というわけではないのですが、微妙なニュアンスを教えてくれるのでかなり助かる!!

どの言語もそうだとと思いますが、何も意識せず話すときは皆基本、文語(書き言葉)ではなく口語(話し言葉)で話すので、全く聞き取れない・・・。

さらに子供達・学生等に至っては、早口&「めっちゃええやん」みたいな、スラング? で話されると、もう、、、頭の中では×〇△●◎??! (笑)

教科書で習ったあの単語はどこぞに? って感じです。 (笑)

「わからない!」と不安になることもありますが、先生が「大丈夫、ムオイムオーイ(一つ一つ、ゆっくり)覚えてきますから」と励ましてくれます。

焦っても仕方ない! ので、ゆっくり! ですね💛

しかし、カウンターパートの家でオンラインをした時に「先生が日本語話しちゃ、あなた話す練習にならないじゃない!」とカウンターパンチが入りました。 (その意味のカウンター?! )笑。 まあ、がんばります。

 

③カフェのお手伝い

お休みにやってみたかったことの一つに、「カフェのお手伝い」がありまして。

↑「メーカフェ」


私の住む家は、二階建ての二階部分で、一階は、大家さんの家と、カフェ(クメール料理屋)です。 元は大家の娘さんが始めたお店ですが、今は結婚して海外にいるため、娘さんの友達が切り盛りしています。 

そこでお手伝いすれば、クメール語を聞いたり、話したりする練習にもなるし、料理の様子も見られていいなあ~! と思ったのがはじまり。

カフェで話す人々のスピードはまさに・・ネイティブです。 (笑)全く分かりません!!

ぼーと聞いていたら、「ボーン!バイチャークチョップ!」 (お姉さん、チャーハン持ち帰り! )と言われて、はっとして慌てて店主のチャンターに伝えました。

一つでも聞き取れて、一歩前進かな。! (笑)

 

面白かったのは、途中お客さんが「私が作るわ」って言って自ら料理してたこと。 忙しい時はホールでも学生の子が手伝ってたりして、ちょっと面白い。

これもこのお店あるある。

そして、私は久々に飲食業でバイトをしていた時のことを思い出しました。 お客さんが入ってきた時のちょっとした緊張感とか、お客さんが多い時に限って、ややこしい注文が入るとか、終わった後の独特の疲労感とか。。 懐かしい。 (笑)

疲労感とかいいながら、私は主に、ホールでできたものを運ぶだけ(しかも無言で笑顔で)だったのに。

 これを毎日、しかも朝から晩までしてる店主のチャンターと、スタッフの女の子。 すごい。 本当に尊敬。 かっこいい!

 

 

ちょっと長くなりそうなので、今日はここまで。 続きは後編に!